スリラー / マイイケル・ジャクソン
1 Wanna Be Startin' Somethin'
( Michael
Jackson )
2 Baby Be Mine
( Rod Temperton )
3 The Giel Is Mine
( Michael Jackson )
4 Thriller
( Rod Temparton
)
5 Beat It
( Michael Jackson
)
6 Billie Jean
( Michael Jackson )
7 Human Nature
( Steve Pocaro/John Bettis
)
8 P.Y.T
(James Ingram/
Quincy Jones )
9 The Lady In My Life
( Rod Temperton )
Produced by
クインシー・ジョーンズ /
マイケル・ジャクソン
評価 9.5
/ 10
1 出会い
春休みのある日、いとこのお兄さんの家に遊びにいった。そのお兄さんが「おもしろいビデオを見せてやる」という。思春期真っ只中のおいらは期待に胸ふくらませた。そして、テープが回り出す。最初のシーンでおいらの期待は裏切られた。「黙って見とけ
」というのでそのまま見続ける。黒人のカップルが車でデートしてるシーンからはじまる。すると、満月をみたその黒人の兄
ちゃんがいきなり狼男に変わる。「なんだホラーもんか」と思いつつ見続ける。その後、軽快なディスコ調の音楽が流れ出しその兄ちゃんが歌い出す。不気味なナレーションとともにゾンビが次々あらわれる。その兄ちゃんもゾンビになってしまい軽快にかっこよく踊り出す。おれはいつのまにかその踊りのかっこよさにくぎ付けになっていた。
そう、これがかのマイケル・ジャクソンの「スリラー」のビデオクリップである。ボーカルもかっこいい、なによりもそのDance!。その後、リピートで見まくり。マイケル・ジャクソンの名前は知っていた。なんかスクーターのCMにでてた黒人の兄ちゃんというので。(日本のCMに出てたんだよ。これが)
そして、家にもどり、その興奮を親に話す。「むちゃくちゃかっこいいビデオ見たんだぁ」って。そして、それまで
アーティストのLPなんて買った事がなかったけど、「スリラー」のアルバム買うため、「お小遣いちょうだい」とせがむ。すると「必要ない」とDaddyがクールに部屋をでる。「なんだよ〜けち」とむかついてると、また父親がもどってくる。手になんかLPをもっている。そう、それが「スリラー」だった。おれは思った。「なんておれの父親はナウい(死語)んだ」と。
2 『スリラー』のすごさ
「スリラー」はギネスも公認している世界で一番売れたアルバムだそう。その数、5千万枚ともいわれています。(08年時点では1億枚超)売れてるから単純にすごいというわけではないですが、このアルバムはすごい!なぜここまで売れたのか?作品のqualityの高さはもちろん、その緻密なマーケットへの戦略があげられるでしょう。その一端をになったのがMTVです。それまでのradio主体の方法では、ここまで売
れなかったのではないでしょうか?そこには、MJの先見性というか、時代の流れをつかむ嗅覚の鋭さがあると
思います。そして、視聴覚にうったえる最高の武器をMJが持っていたという事です。そのボーカル
とダンスです。そして、アルバムからのシングルカットを続け、アルバムの付加価値を高め、ロングセラ
ーをねらいます。ビルボード37週1位は史上2番目の記録です。そして、その「スリラー」の核になったのは、「ビートイット」と「ビリージーン」でしょう。
ヴァン・ヘイレンという最高のギターリストとの競演で白人マーケットを攻撃。そして、黒人マーケットにはビリージーン。NewR&Bと称された「ビリージーン」がビルボード゙の1位に輝いている時、そく「ビートイット」もシングルカットしたのです。レコード゙会社は「『ビリージーン』を殺す気か、狂気の沙汰だ」といいいます。しかし
、MJ側の読みどおり、この2曲が相乗効果をうみ、アルバム『スリラー』も爆発的な売れ行きを見せるのです。「ビートイット」のビデオクリップ゚と"モータウン25周年記念"での伝説の「ビリージーン」のパフォーマンスがさらにシーンに衝撃をあたえます。あのムー
ンウォークです。そして、この「スリラー」のビデオクリップでこれでもか!と最後の爆発。結局、「スリラー」収録の9曲中、7曲をカット。すべて全米TOP10に入るという今 まで誰も為し得なかった事をやってのけるのです。1983年はMJの年でした。そして、今世紀最大のスーパースーター、King Of Popの誕生です。リアルタイムに感じれなかったのは残念ですが、ギリチョン最後のシングルカットの「スリラー」でやっと時代においついたのでした。
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